にっきもどき。

ちんぽから社会問題まで広く扱いますが日記らしい日記はひとつもないらしいです。現場からは以上です。

男の子と女の子

こんばんわ。はるぎくこです。

 

これは先日書いたnoteの記事です。

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まぁそんなことはいいんですよ。

 

最近どうですか、みなさん。

 

アウトプットしてますか?

 

冬ってやっぱり寒いから何かと行動に移すのが億劫になりがちじゃないっすか。それに外に行くってしても新型コロナが流行ってますから不用意な外出は避けたいですしそうなると、ついついこたつでぬくぬくアマプラやネトフリ、Hulu三昧になりがちじゃないですか?となると、もうインプット三昧ですよね。

 

僕もここ最近は、朝気力を振り絞って朝から銭湯に行ってサウナと水風呂でととのえてからあとは、もう家でだらだらする所業です。もーね、「ダンベル何キロ持てる?」が面白くて。もうそれだけで生きていけるわー。金もかからないし、家でできる娯楽さいこー☆なわけです。

 

かぁ~~~~~~嘆かわしい!!!!

 

 

さっき貼ったnoteの記事を書いてた頃の自分はどこに行ったんだと。車でUSJ入ろうとして駐車料金高すぎて、受付の人に謝って出してもらった頃の情熱を取り戻せよ!

 

 

はい。てことで、先日会社で勉強会に出たんです。その共有というか僕がその時からずっと大真面目に考えていることを今日はお伝えしたいと思います。

 

 勉強会の内容は、男性脳型と女性脳型について。これら2つにはものの考え方や捉え方に特徴があって男性脳型は論理的思考に強いこだわりを持ち、全体の素案を考えるのは得意だが、細かい部分はこだわらない傾向があり、女性脳型は、自分の感性をもとに行動、思考が働き、細かい部分のディテールに強くこだわる傾向がある。

 

男性脳型は、右脳左脳とオンオフスイッチして使い分け、女性脳型は右脳左脳を組み合わせて使い、脳みその構造的には女性脳型の方がより複雑で高度なことをやっているらしい。これらは生物学的に分離されるものではなく、男性女性ともにそれぞれの思考を持ち、ケースバイケースで使い分ける人もいれば、典型的な男性脳型、女性脳型の思考を持つ人もいるそうで、なかなか興味深い内容だった。

 

実際内容自体もとても充実しており、1時間の勉強会はあっという間に過ぎていった。その日の帰り道、ふと勉強会を思い出したときに、最初のワークを思い出した。それは幼稚園児が描いたであろう2枚の絵が映し出され、これを描いた人物の生物を直感的に当てるクイズだった。1つは水槽に数匹エビが入ってるだけの簡素な絵で、もう1つは真ん中に女の子が立っていてその両隣にエビが直立不動で立っていて、空には太陽、星、虹が出ていて、地面には花が咲いてるカラフルでなんともファンシーな絵だった。

 

もちろん前者が男の子で、後者が女の子。誰が見たってひと目で分かるそんな絵だった。僕はその時、今伝えたような視覚的な情報で男女の違いを理解したんです。実際に講師の人に「女性の絵はどっちだと思う?」と他の社員が当てられて上記で言ったようなこと答えてた。その後僕も講師の人に当てられて「じゃあ男性の絵はどのあたりが男性っぽいかな」と言われて、「え、そうですね。直感的に男の描く絵だなと思ったというか…見たままのことを直感的に描いたというか…」と曖昧ななんとも言えない回答をして「なるほど。写実的だということだね」と返されてしまいちょっと恥ずかしかったんですよね。

 

でも実際は、全然別のことを思ってて、頑張ってちゃんと答えようとした結果、ステレオイメージだけの上辺だけで会話した挙げ句言葉に詰まって恥かいちゃったなと後悔したんですよね。

 

やっぱもっとエッジの効いたかつ、研修を邪魔しない程度の一言言いたかったなって。

 

ここからは絵があったほうがよりわかりやすいのでそのときに絵を思い出して、ある程度わかりやすいように表記しました。 

 

 まず、男の子が描いた水槽にエビがいるだけの絵ですがこれです。

 

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どうでしょう?


どう考えても支配欲にまみれた豚であることは一目瞭然ですよね。

 


本来自然界に住むべき生き物をあえて、水槽に入れることで「自分はエビより偉い人間様なんだぞ」という傲慢さ、人の業が伺えます。水槽の中身も別に石や海藻などがあるわけでもなく、ただただ水、多分塩水。そして申し訳無さ程度に設置されたエアポンプも実に男性らしい。興味がないものに関してはすっごい適当って感じがね。どうせこの水槽も昔mixiあったアクアリウムのゲームに好きだった子がハマってて、「俺んち来たらグッピーもいるしどう?来ない?」って誘ってみたら「いや、ゲームでいいわ」ってバッサリ切られて以来、実家の押し入れにしまっていたものなんですよね。それで友達と海の見える街に旅行に行った時に、土産屋にあったエビの養殖セットをノリで買ってしまって「まぁ、とりあえずやってみるか。増えすぎたら売れば金にもなるし」くらいの気持ちでエビを水槽に入れた時の水槽ですね。

 

で、このあとネットで色々調べてるうちに「なになに…エビの養殖は難易度が高く、副業にはおすすめしません…まじか」といったん絶望し、結局めちゃくちゃエビの養殖にハマってしまい、部屋がエビの水槽だらけになるけど対して儲けはない。ところまでがワンセットですね。


いきあたりばったりのどうしようもないクズでカスな自分のこだわりだけは捨てられない欲望の化身な一面がこの絵からは読み取れます。

 

 

 


では一方女の子が書いた絵はどうでしょうか。こちらその作品です。

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ファンシーな世界観、素敵ですよね。エビも人間と並列で描かれてますから。
皆が平等で女性の優しさが垣間見えるいい絵だなんて思っていませんか?

 

 

 

 あなた、騙されてますよ?

 

 

 

 

まず見てください。真ん中はだれですか?女性ですよね。このことから、結局主役は自分だと。真ん中でかわいい服着て…カラフルなボタンに丸襟シャツに身を包み…きぃぃぃぃぃぃ!嘆かわしい!目元のほくろが完全に誘惑してます!けしからん!!

 


そして、みて下さい。エビ、完全に裸ですよね…ここまでの世界観、ディテールにこだわる彼女ならば服を着させてもいいと思うんです。なぜそれをしないか…やはり、エビは人間より劣る下等生物であると見下しているんですよ!!!!!!!

 

エビに着せる服はない。この笑顔の裏にはこういう言葉が隠されています。

 

性根カスミは人気ドラマシリーズ「サクサク衣」の主演女優だった。「サクサク衣」は原作がエロ漫画で、小料理屋を営む美人女将の櫻井あけみは、ひょんなことからサキュバスになってしまい、ひたすら淫夢を貪る話なのだが、ドラマ化するに当たり改変が行われて、サキュバス設定はそのままに、お店に来たお客さんの悩みを天ぷらにして解決することで性欲を満たしてるという全く意味のわからない作品なのだが、その改変ぶりが逆に人気を産み今年でシリーズ10作目のご長寿ドラマとなった。性根カスミはめちゃくちゃ性格が悪いことで有名だが、誰もが羨む美貌と確かな演技力でこのシリーズの三代目主役としてシリーズの5~9まであけみ役を演じ、世間から人気を博していた。しかし、今クールより、主役が今大人気の新人女優赤井エビコに変更になり、カスミは才能に嫉妬に狂っていた。

 

この子さえ、この子さえ居なければ…わたしはまだあけみで入れれたのに…

 

~楽屋~

 

エビ「あれ…ない…」

一日の撮影を終え、衣装から私服に着替えようとしていたエビコだったが、どこにも服がない。お気に入りの服だったのに…スタッフさんが衣装と間違えてどこかに持って行っちゃったのかな…マネージャーに電話しようもカバンもないので携帯もない。

 

カスミ「あらエビコちゃんどうしたの」

 

楽屋のロッカールームから突如ぬるりとカスミが現れた。体をぐねぐねと揺らしながら、まるで関節の外れた猿のようなその動きは人間とは思えなかった。目も完全に逝っちゃってるし人気女優ともなると、こういったプライベートは化け物じみた挙動になるのだろうか…この人が犯人だ。一発でわかった。恐ろしくて声が出ない。

 

カスミ「あなたの衣装?ないわよそんなもの。エビにフリルは似合わない。そうでしょう?」

 

カスミは一人喋り続ける。怒りがこみ上げてくるが、冷静を保つためにゆっくり深呼吸する。冷静に、冷静に喋ろう。カスミを見つめて、「どうしたんですか?カスミさん」そう言おう。

 

「何?その目。」

 

しまった、睨んでしまった。穏便に済ましたいはずなのに、つい力が入ってしまった。

 

カスミ「気に食わないわ…すっかり天狗ね。」

 

人気女優は一人で喋り続ける。その時のわたしは蛇に睨まれた蛙だった。完全に固まってしまったわたしはただ震えることしかできなかった。そして彼女はひとり続ける。

 

カスミ「いいわ…あなた服がなくて困ってるんでしょう?フリルの代わりに衣でも着せてあげるわ、、黄金色のね!!!!」

 

なんて感じで襲いかかってきてもおかしくない憎悪が伺えます。

 

それに、赤いチューリップの花言葉は「真実の愛」なわけでつまりこれ、完全に匂わせですよね。この絵を見た本人だけがわかるようなメッセージが隠されてるわけです。この女、本当に幼稚園児か?これです。女性は生まれたときからやっぱ大人なんですよね。感性が違う、いや、完成度が違う。

 

それでも僕たちはおなじ人間。男の子と女の子。性別という唯一無二の絶対的な垣根を超えて共存する我々に、違いはあるのでしょうか。海老の絵1つとっても全然違うけれど、結局の所、違うを長所と短所で分けてそれを補って生きていく。それでいいじゃないですか。

 

男性だとか女性だとかそういうことじゃないんですよ!!!人ってのは!人ってのはよぉ!!!違っていいじゃねぇか!!!!認めていこうぜ…生命を、反映を、現実を、未来をよぉ!!!!!!!!!!!!!

 

 

って誰がそういう話してんだよ!!!論点のすり替えはやめろおおおお!!!!!!

 

うああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ。つい熱くなってしまいました。

 

 

 

 

まぁこれくらいの熱量で、研修に挑むべきでしたね。そしてこの熱量を持ってもう一度あの時に戻るんです。戻ってまたあの質問が来るんですよ。

 

 

 

 「じゃあ男性の絵はどのあたりが男性っぽいかな」って。

 

 

 

そしたら僕はこう答えます。

 

 

 

 

「実に写実的です。」ってね。

 

 

 

fin