にっきもどき。

ちんぽから社会問題まで広く扱いますが日記らしい日記はひとつもないらしいです。現場からは以上です。

億男はいい映画だった。

探偵ナイトスクープの新局長が松ちゃんに決まりましたね。

やってる姿は全く想像つかないけど、いっそのこと新しい試みとして探偵役でたまに現場回ってほしい気持ちもある。

 

こんばんわ。はるぎくこです。

 

金曜ロードショーといえば、「ジブリ」「ハリポタ」やりすぎ問題が槍玉に上がりますが、最近は「ナイトミュージアム」やりすぎやろ!ってめちゃ思います。

なんか最近ずっとやってるような気がしてるけどそうでもないなのかな?

毎年やってる気がする。

 

さて、昨日は「億男」でした。

この映画は、ある日宝くじで3億円を手に入れた一男が大学時代の友人で起業し成功を収めた九十九に「このお金を使えばいいのか。」を相談し、その日に行ったパーティー中に九十九に3億円持ち逃げされてからストーリーが展開していくんですが、考えさせられる大会自己に対してお金とはなんぞやと問いかけられるような映画でした。

 

テレビや映画の中に出てくるお金ってなんかリアリティないじゃないっすか。

ぽんぽん何百、何千万円も使ったり、家庭内の喧嘩で物ぶち壊したりすると、「あー、壁に穴空いた…修繕費とかやばいな…てかこれ賃貸?敷金絶対返ってこないやん」とか思いません?

 

他にも、犯人を追いかける主人公たちがめちゃくちゃな運転してえげつない玉突き事故とか起きたら「確実に逮捕。てか、殺人事件より重い。。。歴史に残る大事故や…」とか。

 

現実と離れているからこそショーとして良いんですけど、この「億男」はその辺の描写が割とリアルに描かれてるんですよね。

 

例えば、手に入れる前は牛丼屋で並盛しか食べられなかったのが、手に入れた後いつもの牛丼屋で頼んだこともない量の豪華な定食を食べてみたり、持ち逃げされた後移動シーンでタクシーを使うところがあるんですが、あきら(池田エライザ)を先に降ろして見送ってから自分も同じ場所で降りるんですが、タクシー代が1万円越してて明らかに後悔してる。

この辺りに男の見栄とか、カッコつけずに割り勘したかった。てか当たり前のように降りていったけどどういうこと?のような複雑な葛藤が見えた。

 

借金を背負ってたせいかやっぱりお金にはシビアな考えがあるから、これくらいならまぁいいか。って感覚がリアルですよね。

 

嫁の万佐子には、お金が手に入ったからやり直したいと伝えるけど、全然信じてもらえずに帰る時にコーヒー代置かれたり、「お金が生きる欲を奪ってしまった。」「年に一度あなたと一緒にまどかの発表会を見ることができればよかった」とか、結構きついことを言われる。

貧困になった時点で変わってしまったことには気づかないのに、お金が手に入ったから変わってしまうことを恐れるってのは心理状態を描いてるようで面白かったです。

 

金が増えると選択肢が増える。金があると心に余裕ができるから人はそれをどう上手く使うか、どう増やすかを必死になって考えるけど、金がないとそれを減らさないようにする考えになるので生活を切り詰めていかないといけない。

 

こういう昔話があって、炭鉱場では作業場に10名従業員がいる。9名が作業員で、1名はピエロ。このピエロはひたすらふざけて現場を楽しませることに努める。日が当たらない炭鉱場で精神を健全に保つためにもそういう遊びが必要で、これのおかげで作業効率はぐんとあがる。

炭鉱の業績が厳しくなってきて、リストラをしないといけなくなった際に、真っ先にピエロが切られた。それ以降、作業効率は低下してしまったそうな。

 

人生のモチベーションを保つのは結構難しい。

心は不安定なので、外的要因によって大きく揺れ動く。

生きていくために働くんだけど、それ以外のなにかがないとそれはもう生きてるとは言わないのかもしれない。貧困は心まで貧しくするし、金を持ってもその価値がわからずに金に支配されているのに支配した気でいるとそれはそれで貧しい。

 

九十九にとってお金ってのは絶対的な価値があってそれで人を支配するものではなく、そのケースケースで誰がどう必要してるかによってお金の価値は変わっていって、その価値は自分で決めるものだってことが根底にあって、映画の最初に一万円と一円玉が同じ重さである皮肉さを一男に話していて、お金を返すシーンでも「1グラムも変わってない。あの時君が持ってきたと同じ。」とお金はただの物であることを言葉で伝えている。

 

この映画はテーマはお金ですけど、お金を通して人と人は対等であって、そこには「会話」があって、それが本質なはずなのに、お金というフィルターがその本質を見えなくしてる。

この映画は、主題歌がBUMP OF CHICKENの「話がしたいよ」で、バスを待つ少しの間、ガムを噛んで捨てるまでのちょっとした時間に、自分と会話する歌です。映画を見終わった余韻、エンドロールのわずかな時間この歌とともに映画を振り返るのがさらに映画の良さを引き立てるんですが、カットされてたのでまだ見てない人もも昨日見たよという方も次回は音源と共に楽しんでくださいね。

 

 

ふぅー…やれやれ…やっぱお金に支配されるような生き方はダメだよな。

 

利根川先生も「金はな 命より重いんだっ!」言ってましたもんな…くわばらくわばら…

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ん?あれ?

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あ!あんなところに!!一万円札が!!

 

 

うっひょ〜〜!!!!!

やっぱ金だぁ!!お金さいこー!!!

 

 

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金太郎専用ゴミ置場…

金太郎専用…

金太郎…

 

 

金太郎!?!?!?

 

 

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ありがとうございました!!!!!!

 

fin